梅もなか

もなかの名は後撰和歌集の源順の歌
「池の面に照る月なみを 数ふれば今宵ぞ 秋の最中なりけり」
からとったもので江戸時代に、もなかの月、と称して円形薄型であったのを昭和九年店主が厚型を考案し、姿も主人手造りの梅型とした。
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亜墨利加万頭

あめりか饅頭は嘉永年間の創始で、栗饅頭の祖と称されている。
梅花亭の歴史的銘菓である。

佛蘭西饅頭

昭和二十六年店主が大正時代に習得した洋菓子の技術を生した革新的銘菓である。

みかさやま

時の外務大臣大隈重信公が、菓子の欧風化に抗して和菓子も進歩せよと命ぜられ創作した。
梅花亭の銘菓で青えんどうの飴をはじめて使用した点で歴史的な菓子である。

桃山

古名を地震加藤誉の桃山という、桃山城の瓦を型どったもので、明治期の菓子の秀作である。
当店のものは特に好評。

ワッフル

洋菓子の初期のもので、幕末の頃から作られていたが、一般化したのは明治の中頃である。
当時はワーフといった。